2016年7月6日水曜日

iruka T6レビュー、の前にそもそもirukaとは?


めちゃめちゃめちゃめちゃ久々にブログ更新。

iruka試作第五弾が完成して、先週台湾のOEM工場に引き取りに行ってきました。
フルセットの試作としては第五弾ですが、開発チーム内ではT6(Trial 6th 一部バージョンアップも含めると6つめなので)と呼ばれているため、以降はT6と書きます。

何回かに分けてT6のレビューを書くつもりですが、随分間が空いてしまったので、もう一度「irukaとは」を整理して書いておこうと思います。

irukaとは・・・
優れた走行性能を備えながら、一般的な折りたたみ車より40%小さく折りたたむことができ、かつキャスターなしで転がして運べる「連れて歩く変身自転車」です。

シーンに合わせて以下の4つの形態に姿を変え、ユーザーの移動能力を大きく拡張します。

1. ランモード
走行時の形態です。18インチホイール+トップチューブ上にヒンジのない高剛性フレーム構造+シマノ内装ギアAlfine8のコンビネーションにより、小径折りたたみ車としてはトップクラスの走行性能を誇ります。

2. ウェイトモード
後輪を折りたたんだ、駐輪時の形態です。リアフォークの前端が接地して支えとなり、キックスタンドなしで「お座り」の姿勢で自立します。

3. ウォークモード
前輪・後輪・ハンドルを折りたたんだ、歩行時の形態です。前後輪が平行かつ同軸上に折りたたまれることで、サドルを持ち手として建物の構内などをキャリーカートのように転がして運ぶことができます。

4. スリープモード
完全に折りたたんだ、収納時の形態です。折りたたみサイズは45cm×75cm×35cmと、一般的な折りたたみ自転車と比べて40%前後小さくなります(車輪径18〜20インチの折りたたみ車の縦×横×厚を乗じた値と比較)。

また、小径車特有のスペースを積載空間として活用する、荷物の大きさに合わせた3種類のキャリアアタッチメントを同時開発中です。
いずれも、サドルレール幅やハンドルポスト径など一定の条件を満たした小径車であれば、iruka以外でも使用可能です。

・ワンタッチ着脱のコンパクトトレーラー「iruCart」
サドルにつないで牽引するコンパクトサイズのサイクルトレーラーです。サドルから外せば荷物を付けたままキャリーカートとして使うことができます。

・簡単着脱のリアキャリア「iruCarry」
サドルと後輪の間のスペースに取り付けて使うリアキャリアです。工具類を使わずにあっという間に着脱できます。iruCartと共通のアタッチメントを利用します。

・バッグ用着脱フック「iruCatch」
ハンドルポスト裏のスペースをバッグ類の積載スペースとして活用する着脱式のフックです。ハンドルの端にバッグを吊るした場合や、前カゴに荷物を載せた場合に比べて、ハンドル操作に及ぼす影響がほとんどありません。

以上、すべてまだ「予定」ですがw

iruka T6に乗る私。モザイク失礼。


iruCartのテスト風景。モザイク失礼。


iruCarryをダホンに取り付けた図。モザ(ry


次回はT6の出来についてレビューしますね。

--
冒頭の写真は5月に行ったモロッコの「青い街」シャウエンの街角。内容とは関係なし。


0 件のコメント: