2016年7月26日火曜日

iruka T6レビュー 〜ウェイトモード編


irukaとは・・・
優れた走行性能を備えながら、一般的な折りたたみ車より40%小さく折りたたむことができ、かつキャスターなしで転がして運べる「連れて歩く変身自転車」です。
シーンに合わせて①ランモード ②ウェイトモード ③ウォークモード ④スリープモードの4つの形態に姿を変え、ユーザーの移動能力を大きく拡張します。
もう少し詳しくはこちら

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今回はウェイトモードのレビュー。

ウェイトモードというのは、後輪だけを折りたたんだ、駐輪時の形態です。
irukaにはキックスタンドが付いていませんが、リアフォークの前端が接地して支えになり、スタンドがなくても「お座り、待て」の姿勢で自立します。
全長が普通の自転車の半分くらいになるので、電柱と植え込みの間とか、ちょっとしたスキマ空間にも駐輪できます。

こんな感じ。
立った!irukaが立った!
毎度モザイク失礼します。


わかる人はわかると思いますが、ブロンプトンと同じ方式です。
最近ではTyrellのIVEも採用していますね。
ニュートンの言葉を借りて言えば、私たちは巨人の肩の上に立っているのです。

キックスタンドは便利ですが、駐輪するとき以外は無用な存在でしかないじゃないですか。
irukaは、走る・駐める・歩く・収納する、全ての機能をできる限り少ないパーツで実現したいのです。

同様に、折りたたみ時に転がして運ぶためにキャスター(補助輪)が付いた自転車もありますが、キックスタンドと同じくキャスターも転がすとき以外は不要です。
そこでirukaは、キャスターがなくても転がせるようにしたかったのです。前輪と後輪、二つも車輪が付いているのですから。それがirukaのウォークモードです。次回に続く。

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冒頭の写真はマラケシュ旧市街の路地裏。めっちゃ迷路。



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