2008年10月14日火曜日

なぜ折りたたみ小径車か その2


折りたたみ小径自転車が街乗りに適している、ということを書く。

僕の現在の通勤経路は江戸川橋から表参道まで自転車で30分、約6kmの道のり。
その間、信号が10カ所。
平均すると3分に一回、600mに一カ所の頻度である。
信号がない裏道でも交差点で一時停止したり、人や車を避けるために徐行したり、かように都市部での走行は停止発進・減速加速が多い。

科学的には「転がし抵抗が小さい」というらしいが、車輪が小さい方が漕ぎ出しが軽く、かつ止まりやすい。
つまり、停止発進・減速加速の性能については、実は小径車の方が通常の26インチ以上の自転車より優れているのだ。
(かといって、小さ過ぎると前回書いたとおり別の問題が出てくるので、やはり16〜20インチが最適)

僕が車径20インチのDAHONで走っていてロードやピストに乗ったメッセンジャーたちと信号待ちで並ぶと、スタートダッシュは僕の方が速い。
もちろん加速がつくとあっと言う間に追い抜かれるが、また次の信号で並んでしまう。
街乗りとはそういうものだ。

ストップ&ゴーが多い都市部において俊敏な走りを楽しめる、これが小径車である。
実は副産物がまだある。次回に続く。

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写真は御宿、朝の海。今週末は波は良くなかったけど天気が良くて気持ちよかったです。


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